内科・腎臓内科・消化器内科・肝臓内科
【 内視鏡検査対応 】
八丁堀いしかわ内科クリニック
東京都中央区八丁堀2-19-8
日宝八丁堀ビル1F
電話:
03-6262-8707

大腸カメラ(下部消化管内視鏡)検査

★このような症状でお悩みではありませんか?

  • 便秘や下痢を繰り返す
  • 腹痛で悩んでいる
  • 排便時に出血を伴う
  • 便の中に血が混じっている
  • 便が細くなった
  • 痔の症状がある(痔と考えて安易に放置するとポリープやがんが進行してしまう事も経験されます)
  • 便秘に悩んでいる、特に最近便秘になった
  • 腹部膨満感がある
  • 腹部にしこりを触れる

上記に該当する方は一度、大腸カメラ検査を受けることをおおすすめします。
とくに40歳以上の方は、定期的に大腸カメラを受けるようにしましょう。

※その他にも下記の方は、大腸がんや大腸ポリープのリスクがあります。

  • 健診・検診にて便潜血反応陽性だった
    (2日法にて1回でも陽性の場合、便の再検査は科学的に意義なく、大腸内視鏡を受けるのが最も適した選択です)
  • 以前に大腸がんの治療(内視鏡切除、外科手術)を受けた
  • 以前に大腸ポリープを指摘された、切除した
  • 血縁者に大腸がんにいる方、その他がんが多い方

★大腸カメラとは

肛門からスコープを挿入して、大腸の内腔を観察します。

必要に応じて生検(組織検査)を行うことがあります。
当院では、鎮静剤・鎮痛剤を活用した苦痛の少ない大腸カメラ検査を行います。

また当院の内視鏡検査は全て、内視鏡専門医である副院長(女性医師)が行いますので、今まで恥ずかしさや抵抗を感じてためらわれていた女性の患者様にも、是非お勧めします。

使用するシステムは最新の内視鏡設備であるため、より専門的かつ見逃しの心配の少ない検査を実施しております。

また、同意が得られ、抗血栓薬服用のない方では、内視鏡検査時にみつかったポリープは切除します。
ポリープ切除はコールドポリペクトミーという安全性の高い方法を第一選択としています。大きめのポリープなどが発見され、病院での診療が必要と判断した場合には、ご希望の病院へ紹介いたします。


★当院の大腸カメラの特徴

1.鎮静剤・鎮痛剤を使用した苦痛の少ない検査

当院では積極的に鎮静剤や鎮痛剤を活用しておりますので、ボーっとした状態で検査を終えることが可能です。
また、検査中に腸の中を膨らませてよく観察しますが、その際には炭酸ガスを使用しますので、検査中や後のお腹の張りが少なくてすみます。

2.土曜日の検査が可能

平日の受診が難しい患者様にも利用しやすい受診していただきやすい診療体制としております。
下剤の内服についても、お仕事との兼ね合いの心配もありません。

3.経験豊富な専門医による検査

当院での検査は、内視鏡専門医である副院長(女性医師)が実施します。

また、消化器内視鏡技師(一般社団法人 日本消化器内視鏡学会)の資格を有するスタッフもおり、患者さまが検査を安心・安全、快適に受けられるよう、万全の体制を整えています。

女性の専門スタッフばかりで、検査、処置、その後の診察までの全てを行いますので、今まで恥ずかしさや抵抗を感じていらした方も、お気軽にご相談ください。

4.最新の内視鏡機器を完備

当院では、がんや病変の発見精度を高めるため、「NBI(狭帯域光観察)」機能や、拡大観察機能を搭載した内視鏡検査機器を使用しております。

また、オリンパス社の最新の医療機器を導入しており、患者様に更なる良質な検査の提供を心掛けています。

5.日帰りポリープ切除が可能

検査中に切除すべきポリープが発見された場合には、検査当日にそのまま切除することが可能です。
検査と同時に切除が済むため、検査準備と来院回数が1回で済みます。とくにお仕事や育児などで忙しい患者様にとってメリットが大きいです。

なおポリープの大きさや状態、患者様の状態(疾患、内服薬の内容等)によっては、医師の判断により、対応可能な病院を紹介する可能性があります。予めご了承くださいませ。

6.胃と大腸カメラを同日にも行えます

当院では、胃カメラと大腸カメラの同日検査が可能です。
腸がきれいになった後、先に胃カメラ、引き続いて大腸カメラを行います。
内視鏡検査用の
ストレッチャーで、原則として鎮静・鎮痛剤を使用した検査を行うため、眠ったままで両方の検査を終了することが可能です。

なお、どうしても各検査を単独ずつ行うよりも検査時間が長くなり、一度に胃腸内に入る空気量も増えてしまいます。安全を期すためにも、75歳以上の方、中等度以上の持病のある方などは、胃と大腸は別の日に行わせていただいております。

7.内視鏡機器の洗浄・消毒について

当院では、感染対策として、消化器内視鏡学会のガイドラインに則って内視鏡機器の洗浄・消毒を行っております。

内視鏡はオリンパス社製の自動洗浄消毒器を使用して高度消毒を行っております。

その他の器具もディスポーザブル(使い捨て)製品、超音波洗浄機や高圧滅菌器を使用しております。
安全な機器を使用して、安心して検査を受けていただけます。

★鎮静剤・鎮痛剤を使用した大腸カメラ検査

当院では、鎮静剤・鎮痛剤を使用することでボーっとしている間に検査を受けることができます。

血圧低下や呼吸が弱くなるなどの副作用が報告されていますので、しっかりと血圧や脈拍、指先から動脈血酸素飽和度などをモニターしながら検査いたします。

翌朝までは、乗り物の運転、重大な決断や重要な書類への署名・捺印などはしないでください。

鎮静剤・鎮痛剤の注射をしないで検査も多数経験しておりますので、使用の希望の無い方の検査も、もちろん大丈夫です。

★ご注意事項

普段内服しているお薬がある方は、必ず予約時に内容をお申し出ください。

お薬の内容によっては数日間中止していただいたり、当日の朝に服用していただいたりすることが必要です。

特に抗血栓薬は抗凝固薬と抗血小板薬が重要です。お薬手帳をお見せいただくと便利です。

薬剤アレルギーのある方、持病(心臓病・不整脈・緑内障・前立腺肥大・排尿障害・重症筋無力症・血友病など)のある方も事前にお申し出ください。

生検(組織検査)を行った場合は当日、ポリープ切除を行った場合は病状に応じて当日~数日程度にわたり、禁酒や運動制限などが必要になります。

またポリープ切除後約1週間程度は、合併症の予防のために、航空機の搭乗や潜水、遠方への旅行や出張は避けていただきます。
術後の腸管癒着などにより大腸内視鏡が奥まで挿入困難な方、大腸検査は受けたいが内視鏡はイヤという方には、連携医療機関にて、内視鏡を使用しないCT colonography等も受けられますので、ご紹介させて頂きます。

※妊娠中の方は原則検査をお受けできません。また授乳中の方は、検査前日から検査翌日まで授乳のお休みが必要です。
※保険診療で内視鏡を行うには、検査を行う理由が必要ですので、診察時にお尋ねいたします。

例)便秘、下痢がある、肛門出血があった、健診の便潜血が陽性だった、以前に大腸ポリープ切除した、などです。

★下剤・腸管洗浄剤について

各患者さんの普段の便通の様子、以前の大腸検査前の下剤服用時の様子などをうかがって、下剤の種類やタイミングなどを相談して決定します。

標準的には前日の夜に軽い下剤、当日朝から腸管洗浄剤や水を1リットル前後服用していただいております。

★検査の流れ

1.ご予約

大腸カメラ検査を受ける際には、事前に診察をした上、検査の予約をお取り致します。
なお、先にWebにて検査日程の仮予約も可能です。

大腸内視鏡検査Web日程仮予約

事前受診には、Webでの診察のご予約及びWeb問診をご利用いただくと当日の診療がスムーズになります。
検査を受けられる方は、医師またはスタッフまでお申し付けください。
(全ての方のご希望に添える訳ではありませんので、ご了承ください)

大腸内視鏡検査Web問診

※妊娠中の方は原則検査をお受けできません。授乳中の方は、検査後数時間から1日程度授乳のお休みが必要です。

2.事前受診

大腸カメラ検査の前に事前診察をしていただきます。
症状によっては、医師の判断により、CTなどの他の検査をお勧めしたり、大腸カメラ検査を実施しない場合もございます。予めご了承ください。医師やスタッフから検査について説明がございます。

検査と同時にポリープ切除をおこなう場合がございますので、準備の採血をさせていただきます。

※保険診療で内視鏡検査を行うには、診察時に希望理由をお尋ねいたします。

例)便秘、下痢がある、肛門出血があった、健診の便潜血が陽性だった、以前に大腸ポリープ切除歴がある、などです

3.検査前日

検査前3日間程度は消化の良い食事をとっていただきます。

※前日(1日分)のお食事として置き換え頂く検査食(3食、有料になります)のご用意もあります。
ご希望の方はスタッフにお声がけください。

前日の夕食は21時までにお済ませいただきます。
普段の便通の状態に合わせて、夜に下剤を服用していただきます。お水やお茶などで水分を積極的に摂取するようにしましょう。

4.検査当日・ご来院

当日の朝から食事は摂らず、指示された時刻から腸管洗浄剤を服用していただきます。

院内でご希望の方は、予約時にお申し出ください。
(ご希望に添えない場合もありますので、ご了承ください)

来院時刻にクリニックにお越しください。
検査前日同様に、水分補給をしっかりと行ってください。

なお、鎮静剤注射ご希望の方は、当日は自動車・バイク・自転車など乗り物の運転はできません。

5.問診、排便状況の確認

検査当日に来院されたら、問診を行います。また、排便状態、腸の洗浄状態などを確認させて頂く場合もございます。

なお当日の体調によっては、大腸カメラ検査をお勧めせず、紹介状を作成し、別の検査(CTなど)をご提案させていただくこともございます。

6.検査準備

個人用のロッカーがございますので、荷物を置いて、検査着に着替えていただきます。

鎮静剤注射の準備などを行います。準備が整いましたら、検査室に移動していただきます。

7.検査

ベッドに横になって頂きます。鎮静剤は、このタイミングで注射いたします。

医師が検査を行い、必要に応じてポリープ切除を行います。検査の所要時間はおよそ15~20分です。
(なお、検査や処置内容により、多少変わりますので、ご了承ください)

8.検査終了

検査終了後、鎮静剤から醒めるまでリカバリーベッドでゆっくりお休みいただきます。
完全に醒めましたら、看護師から食事や生活の注意事項を説明致します。

診察室に移り、画像をご覧頂きながら、医師から検査結果の説明をいたします。
必要に応じて、投薬や日常生活の注意事項などもお話いたします。

※なお、ポリープ切除や生検組織検査を行った場合は、約2週間後を目途に再度受診して頂き、病理結果をご説明致します。


★大腸カメラ検査の料金体系


※上記は参考資料です。

 生検組織検査やポリープ切除の部位や個数により費用に幅があります。

★抗血栓薬について

抗凝固薬と抗血小板薬、注射薬の血栓溶解等は抗血栓薬と呼ばれており、血液をサラサラにする、血管をつまりにくくする、などと説明され処方されていることが多いと思われます。
内服していると、出血した場合に血液が止まりにくいことがありますので、内視鏡検査時の生検(組織検査)やポリープ切除には注意を要し、禁止させて頂く場合もあります。
ただ、処方されている対象疾患によっては、患者さん自身の判断で中止すると危険な場合もあります。まず、処方されている医師、次に内視鏡を行う医師と相談が必要です。

大腸カメラ検査のご予約
受診時に予約を致します。
お急ぎでない場合は、検査日程仮予約が可能です。

仮予約日の2週間前までに、一度受診していただきます。
(検査のための下剤や腸管洗浄剤の処方がありますので、必ずご受診ください)

なお、ご連絡なく受診のない場合は自動的にキャンセルさせていただきます。
WEBでの受診のご予約、WEB問診もご利用ください。

大腸内視鏡検査Web日程仮予約

大腸内視鏡検査Web問診のみ


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